2007年、デザイアは中古車販売事業からスタートしました。当時は事業計画、運転資金、設備、ノウハウも何も無いなか、1 人で会社を立ち上げることを決意したのです。
私は商売人の家系に生まれ、子どもの頃からビジネスの最前線を走り続ける父親の背中を見て育ちました。決して育ちが良いとは言えませんが、末っ子だった私は父親に甘やかされ何不自由ない生活を送ってきました。しかし2006 年、22 歳の私に人生の転機が訪れたのです。それは絶対的存在であった父親の死でした。今まで自分で何の決断をすることもなく生きてきましたが、父親の死をきっかけにこのままではダメだと思い立ち、一歩を踏み出し、自らの手で起業する決心をしたのです。
何故、中古車販売だったのか――。実はそこに大きな理由はありません。当時、サラリーマンだった私は父親に買ってもらったボロボロのクラウンに乗っていました。「この車を売却して開業資金にしよう」そんなところからスタートし、車に関わる事業を展開するようになったのは巡り合わせだったとしか言いようがありません。売りたいものを売るのではなく、お客様や社会から必要とされるものを追求していくことこそがビジネスの原点だと考えています。求められるニーズは時代と共に必ず変化していくものです。デザイアは多くのお客様やお取引先に支えられ築かれてきたカーサービス事業を軸に、進化を続ける会社でありたいと考えています。
私たちはクルマというツールを通して、どのように社会に貢献していくかを常に考えて行動します。
直接サービスをご利用いただくお客様や企業様はもちろんのこと、より広い視野を持ち、社会全体の幸せを追求します。
そのためにも当社は常に一歩先の成長を目指し、新しい価値の創造とさらなる事業拡大に挑み続けていきます。